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薬剤師の就職試験での小論文の書き方のコツ

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ここでは、基本的に病院薬剤師を念頭に置いて説明していくことにします。
薬剤師の就職試験での小論文の書き方についても、基本的には、一般的な就職活動での小論文の書き方についての対策が妥当するといえます。
薬剤師も、看護師と同様に、病院というチームの一員として働くわけですから、小論文の対策についても、共通性があります
そこで、病院側が小論文を出題する目的を掘り下げて検討してみることになります。

病院側の出題の目的は、
①他人が読んですぐ理解できる文章を正確かつ迅速に作成する能力が受験者にあるかどうかを判断することと、
②薬剤部に所属する薬剤師として病院という組織の中で他のおおぜいのスタッフと協力しあって働く十分な理解と能力
が受験者にあるかどうかを判断することです。

病院内の薬剤師に必要な能力とは?

第1の「分かりやすい文章を正確かつ迅速に作成する能力」については、薬剤師の場合には、そもそも、薬品の処方のための文書や医薬品の情報管理など、正確な文書を作成する能力を持っていることが、当然の前提と言っても過言ではありません。
それにもかかわらず、あえて一般的な文書としての小論文の作成能力を試すのは、いかなる理由によるのでしょうか。

これについては、患者への情報提供はもとより、現今、病院薬剤師の業務が、種類・量・質ともに激変・激増したことが関係していると考えられます。
約言すれば、さまざまな場面に薬剤師が関与することになり、多種多様な事項について、口頭または文書で連絡・説明する機会が増加したために、
簡潔かつ明瞭な言葉で説明できる能力が求められているのです。

第2の「他のおおぜいのスタッフと協力しあって働く十分な理解と能力」については、まず、病院の薬剤部内部の機構に関する理解が要求されるといえます。
規模の大きな病院では、薬剤部が調剤科・製剤科・補給科・医薬情報科・病棟製剤科などに分かれていて、それぞれの役割を分担しています。
この役割分担に関する理解が不可欠であることは言うまでもありません。
さらに、病院全体の機構・各部門の役割に関する理解は、チーム医療における薬剤師の役割が拡大している現今では、
極めて重要なことだと考えられ、これに関する理解を小論文において示すことが求められているといえます。

薬剤師にも求められるコミュニケーション能力

さらに、最近では、「薬薬連携」という試み、すなわち、病院薬剤師と開局薬剤師が、患者が処方されている薬品の情報を共有し、
連絡をとりあうことによって、患者の療養の支援をするという試みが始まっていることとの関係で、ますます薬剤師のコミュニケーション能力が要求される状況になっています。

以上のような状況から判断して、薬剤師の就職試験での小論文においては、分かりやすい文章を書く能力があること、
薬剤師が果たすべき広範囲の役割について十分に認識していることを示すように論述していくことが求められているといえます。

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2013年9月29日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:就活の小論文の書き方

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